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- #ITスペシャリスト(DX・新規ビジネス)
小さなことから提案する勇気を持ち、
データとアジャイルを用いて、できることを増やしていく。
- X.D
- システムエンジニア部
- 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群修了
- 2024年入社
- Career Path
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学生時代 中国の大学で電気工学について学ぶ。日本で働きたいという想いから日本の大学院に進学し、情報学を専攻。 1~2年目 アジャイル推進を行う部署に配属。生成AIを用いたアンケート分析アプリや、AIシステムの学習・開発および機能拡張に携わる。 2年目~現在まで 顧客データを統合管理するシステムの、データ活用を推進するチームに異動。技術的な知識がなくともデータを自由に活用できるアプリの開発に携わる。
距離感の心地よさに惹かれ、
日本で働くことを決意
大学までは中国で暮らしていましたが、その後は日本の大学院に進学しました。日本には程よい距離感でコミュニケーションをする人が多く、日本で働く方が自分の性格に合っていると考えたためです。そこで就職活動では、これまで学んできた電気工学と情報学の両方が活かせること、背伸びせずに自分らしく、長く働ける環境があることを軸に企業を探しました。
最終的に東京ガスiネットへの入社を決めたのは、ガスや電気といった社会インフラを支えるIT企業であり、社員がのびのびと働ける環境が整っているためです。また、社員同士がお互いを尊重し合う社風が根付いている点にも強く惹かれました。特に面接では、私が学んできたことや今取り組んでいることに対して前のめりで話を聞いてくれたため、ここなら自分らしく働けるはずと思い入社を決めました。
うまくやっていけるのかという不安はありましたが、入社後は皆が優しく話しかけてくれたので安心しました。私の他にも、韓国やベトナム、アイルランドなどさまざまなバックグラウンドを持つメンバーがおり、お互いの個性や多様性を尊重しながら働くことができています。

小さなことでも提案する。
その習慣が自分を成長させてくれた
新人研修を終えた後はアジャイル開発を行う部署に配属され、生成AIや機械学習に関するアプリケーションの開発、機能拡張を担当しました。特に印象に残っているのは、アプリケーションのエラー対応機能を追加したことです。どのようなエラーが発生しているのか、担当者にどのような対応をとってもらう必要があるかなどが自動的に通知される仕様にしたことで、運用担当者の負担を減らすことができました。「新しい技術を使ってみたい」「この機能を追加した方が良いと思う」といった提案をすると、どの先輩たちも前向きに受け止めてくれるのでとてもありがたいです。
ただ、最初から積極的に提案できていたわけではありません。入社した直後は、チャレンジしたいけど何にチャレンジしたら良いのだろう、自分に何ができるのだろうと悩むこともありました。そんなとき、上司との面談で「小さなことでも良いから、やってみたいと思ったことはどんどん提案してみてほしい」と言ってもらったことがきっかけで、まずは自ら提案することを心がけようと思うようになったのです。その面談の後、新入社員が業務に慣れるためのキャッチアップリストとアプリケーションを作りたいと提案したところ、先輩たちがさまざまな視点からアドバイスをしてくれたため、臆せずに提案できるようになっていきました。

スキルの有無に関係なく、
データを活用できる仕組みを生み出す
現在は、システムのデータ活用を推進するチームに所属しています。前のチームにいたときにデータ分析担当者の課題をヒアリングする機会があり、「もっと効率的にデータ活用ができるようにしたい」と強く感じたため、プロジェクトが完了するタイミングで今のチームへの配属を希望しました。念願が叶った今、分析プラットフォームを使ったデモアプリの開発を担当しており、業務を効率化できる仕組みづくりに取り組むことができています。
このチームのミッションは、技術的な知識の有無に関わらず、誰もがデータを自由に活用できるようにすること。例えばガス料金のデータを参照したいと思ったときに、複雑な条件を打ち込まなくてもすぐにデータが参照できるようになれば、現場の意思決定のスピードをぐっと上げることができます。そのために生成AIを活用するなど、さまざまな技術の導入を進めています。一から生成AIを使おうとするとキャッチアップに時間がかかってしまうと思いますが、前のプロジェクトでも使ったことがあったため、その経験を活かして進めることができています。他にもアプリケーションやシステムの開発、機能拡張を通して培ったスキルを活かせており、自分が貢献できる領域が日々広がっている実感があります。

東京ガスグループ全体の
データ活用に貢献していきたい
今後は生成AIやAIエージェントの活用を軸に、東京ガスグループ全体のデータ活用の推進に取り組んでいきたいと考えています。特に、大規模言語モデルを活用したAIエージェントを導入し、現場に自然に溶け込む実用的なソリューションを提供することが直近の目標です。そのために今、分析プラットフォームの資格取得を目指して勉強したり、プライベートでも生成AIを触ったりするなど、AIに関わる機会を増やすことを意識しています。
最終的にはグローバルな情報連携ができるようになりたいため、英語学習にも力を入れています。今のチームは英語を使う機会も多いため、インプットとアウトプットを繰り返して活きた英語を身につけることができています。どんなときも、どこにいても、どんな人でも自由にデータを活用できる組織を目指して。自ら提案する姿勢を大切にして、自分らしく成長していきたいです。
